【Adobe Premiere Proの使い方】シネマティックタイトルの作り方 Vo3
こんにちは、宇野です。
この動画では、前回、前々回に引き続きシネマティックタイトルの作り方を解説します。
今回は、すごく簡単なので2つご紹介します。
この動画を観ることで、おしゃれでシックな雰囲気のタイトルが作れるようになり、動画編集の幅が広がりますので、ぜひ最後までご覧ください。
最初に1つだけお知らせがあります。
緊急事態宣言中だった為、しばらく動画撮影のワークショップを開催していませんでしたが、4月24日から再開します。
この動画撮影ワークショップは、動画撮影初心者の方向けの少人数制のワークショップです。
実際に屋外で動画を撮影しながら基礎スキルを学ぶことができ、これまでよりもワンランク上の動画にすることができるようになりますので、SNSに投稿すれば、オシャレだと思われたり注目されたりするようになります。
楽しみながらスキルを学べるだけではなく「動画」で繋がる仲間も見つけることができます。
詳しくは、概要欄にリンクを貼っておきますので是非ご覧ください。
それでは、シネマティックタイトルの作り方を解説していきます。
【Adobe Premiere Proの使い方】
シネマティックタイトルの作り方 Vo3
(YouTube)
1:フォントを追加
前回の【Adobe Premiere Proの使い方】シネマティックタイトルの作り方 Vo2、前々回の【Adobe Premiere Proの使い方】シネマティックタイトルの作り方でもお伝えしましたが、シネマティックに限らず動画ではフォント選びも重要な要素の1つです。
フォント1つでだいぶイメージが変わってしまいますので、ご自身が表現したい世界観に合うフォントを見つけて使うことをおすすめします。
ここでは「BEBAS NEUE」というフォントを使います。
まだインストールしていない方は、プレミアプロのメニューバーの「グラフィック」の中に「Adobe fontからフォントを追加」をクリックします。
すると、Adobe fontのWebページが開きます。
検索窓に「BEBAS」と入力します。
すると、いくつか表示されますので「BEBAS」をクリックしアクティベートをクリックします。
アクティベート完了画面が表示されたら完了です。
プレミアプロのフォントに追加されています。
2:タイトルの作り方1
では、1つ目のタイトルを作っていきます。
ツールパネルのTのアイコンをクリックして、プログラムモニターにテキストを入力します。
まずは仮で「Cherry Blossoms」と入力してみます。
テキストを入力したら選択ツールに切り替えて、タブをエッセンシャルグラフィックスにします。
もしエッセンシャルグラフィックスがワークスペースに表示されていなかったら、メニューバーの「ウィンドウ」の中の「エッセンシャルグラフィックス」をクリックすれば表示されます。
エッセンシャルグラフィックスのテキストから先ほど追加したフォントを選択します。
次にフォントのサイズを調整します。
シネマティックにする為には、大きすぎない方が良いと思いますので、プログラムモニターを見ながら程良いサイズにします。
次にテキストの間隔を調整します。
「VA」の数値を調整すれば、テキストの間隔を調整できます。
プログラムモニターを見ながら程良いテキスト間隔にします。
ここまでできたら「整列と変形」のアイコンをクリックして画面の中央に配置します。
次にタブをエフェクトコントロールにしてテキストクリップを選択します。
編集ラインを先頭から2秒後くらいに合わせます。
位置の左にあるストップウォッチのアイコンをクリックして、キーフレームを打ちます。
編集ラインを左端に移動させて、位置の右側の数値を変更して少し下になるようにします。
再生して確認すると、少し下から中央に向かうようになっています。
次に、編集ラインを左端に移動させて、不透明度の値を0%にします。
そしてストップウォッチのアイコンをクリックして、キーフレームを打ちます。
先ほど位置でキーフレームを打った場所、先頭から2秒後に編集ラインを移動させて、不透明度の値を100%にします。
再生して確認すると、ふわっと浮かび上がるような動きになっています。
このままでは、速度が一定なので、位置に打った2つのキーフレームと不透明度に打った2つのキーフレームをドラッグして選択して、右クリックします。
時間補完法の「ベジェ」を選択します。
そして、位置の左にある三角をクリックして展開します。
先頭のグラフを少しだけ上に上げます。
これでプログラムモニターを再生して確認すると、先ほどよりも緩急がある出方になっています。
これで1つ目が完成です。
3:タイトルの作り方2
2つ目のタイトルを作っていきます。
ツールパネルのTのアイコンをクリックして、プログラムモニターにテキストを入力します。
まずは仮で「Cherry Blossoms」と入力してみます。
テキストを入力したら選択ツールに切り替えて、タブをエッセンシャルグラフィックスにします。
エッセンシャルグラフィックスのテキストから先ほど追加したフォントを選択します。
次にフォントのサイズを調整します。
シネマティックにする為には、大きすぎない方が良いと思いますので、プログラムモニターを見ながら程良いサイズにします。
次にテキストの間隔を調整します。「VA」の数値を調整すれば、テキストの間隔を調整できます。プログラムモニターを見ながら程良いテキスト間隔にします。
ここまでできたら「整列と変形」のアイコンをクリックして画面の中央に配置します。
そして、縦軸の数値を調整して中央よりも少し上に配置します。
次にもう一つテキストを入力します。
クリップを選択していない状態でテキストツールに切り替えて、プログラムモニターに「Sakurazaka in Tokyo」と入力してみます。
すると、シーケンスに新しくクリップができます。
選択ツールに切り替えて、エッセンシャルグラフィックスのテキストから先ほど追加した「Bebas Neue」というフォントを選択し「lite」にして、細いフォントにします。
次にフォントのサイズを調整します。プログラムモニターを見ながら程良いサイズにします。
次にテキストの「VA」の数値を調整してプログラムモニターを見ながら程良いテキスト間隔にします。
「整列と変形」のアイコンをクリックして画面の中央に配置します。
そして、縦軸の数値を調整して中央よりも少し下に配置します。
次にタブをエフェクトにして、検索窓に「ブラー」と入力します。
表示される「ブラー(ガウス)」を下のクリップ「Cherry Blossoms」というテキストのクリップにドラッグ&ドロップで適用させます。
タブをエフェクトコントロールにして、このクリップを選択します。
先頭から2秒後くらいの場所に編集ラインを合わせます。
スケールのストップウォッチのアイコンをクリックしてキーフレームを打ちます。
また、ブラーのストップウォッチのアイコンをクリックしてキーフレームを打ちます。
更に、不透明度のストップウォッチのアイコンをクリックしてキーフレームを打ちます。
編集ラインを左端に移動させます。
スケールを90にします。
ブラーを85にします。
不透明度を0にします。
全てのキーフレームを選択して、右クリックして「ベジェ」を選択します。
確認すると、ボワッと浮かび上がるようにタイトルが表示されるようになります。
commandキーを押しながら、モーション、ブラー(ガウス)、不透明度をクリックして選択します。
commandキーとCでコピーして、上のクリップ「Sakurazaka in Tokyo」というテキストのクリップを選択します。
ここにcommandキーとVでペーストします。
これでプログラムモニターを再生して確認すると、2つのテキストがボワッと浮かび上がるように表示されるようになります。
これで2つ目が完成です。
まとめ
はい、いかがでしたでしょうか?
この動画では、シネマティックタイトルの作り方の第三弾目として2つの方法を解説しました。
ぜひ活用してみてください。
今後も動画編集や動画撮影など動画制作に関する情報をシェアしていきますので、チャンネル登録よろしくお願いします。
また、感想や質問、こんなことを動画にして欲しいというご要望などがありましたらコメント欄にお書きください。
最後までありがとうございます。
それでは、またお会いしましょう。
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