【動画撮影初心者向け】手振れを軽減させる為の基礎
どうも、宇野です。
動画撮影は頭で理解すると、できる気になってしまいがちですが、実際に撮影すると簡単ではないことにすぐに気がつきます。
そして、動画を始めたばかりの初心者の多くは、自分で撮影した映像を見て想像以上に手振れが入ってしまっていることに悩むと思います。
大きな手振れが映像に入ってしまうと、少し見ただけで酔ってしまい、ほんの数秒で動画を閉じられてしまう観るに堪えない動画になってしまいます。
そこでこの動画では、手持ちで動画を撮影する際に発生してしまう手振れを軽減させるための基礎を解説します。
動画撮影初心者でも基礎を身につければ、手振れが目立たない安定した映像を撮ることができるようになりますので、ぜひ最後までご覧ください。
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それでは、解説していきます。
【動画撮影初心者向け】
手振れを軽減させる為の基礎
(YouTube)
Chapter1:動画撮影の基本姿勢
動画撮影を始めたばかりの初心者の方の映像に手振れが入ってしまう原因の多くは、撮影する際の基本姿勢に問題があると感じています。
こんな偉そうに言っていますが、僕自身も動画を始めた頃は手振れが酷く、人様に見せられる映像ではありませんでした。
しかし、手振れに悩み撮影姿勢を修正し練習を繰り返したことで、手振れを軽減させることができました。
ですので、基本姿勢で撮影することは本当に大切なことですので、基本姿勢を理解しているという方も改めてここで確認してみてください。
基本は、右手でグリップを握り、左手はカメラを支えるように添えます。
そして、脇を軽くしめます。
手振れを意識すると力が入ってガチガチになってしまいがちですが、リラックスした状態でカメラを持つようにします。
上半身は、これで動かしません。
手振れが入ってしまう人は、手で動画を撮影してしまう傾向があります。
手を動かして撮影すると、大きな手振れが入ってしまいます。
カメラは常に体の正面に固定した状態で、手を動かすのではなく体の重心の変化で動かすようにします。
足を開きスタンスをとり前後にずらします。
膝を曲げ、重心を移動させるように撮影すれば、ある程度の手振れは防ぐことができます。
手持ちで動画を撮影するときは、移動すれば移動するほど手振れが入ります。
動いて移動するのではなく、なるべく重心移動で撮るように心がけることが大切です。
パンをする時は、カメラは体の正面で構えたまま、腰を軸に回転します。
ローアングルから通常のアングルにする場合は、カメラを持つ位置はそのままで、膝を曲げた状態から伸ばす動きで撮影します。
これが動画撮影の基本姿勢になります。
Chapter2:移動しての撮影
重心を移動させて撮影するには限界があります。
問題なのは、歩いたり走ったりといった動きの中で動画を撮影する場合です。
最近は、ボディ内手振れ補正機能がついているカメラも多くありますが、手持ちの場合、歩いたり走ったりする大きな動きの中で動画を撮影すると、どうしてもある程度の手振れが入ってしまいます。
この時に手振れを軽減させるには「ジンバル歩き」という歩き方で撮影します。
「ジンバル歩き」とは、ジンバルを使って撮影するときに縦の振動が入らないようにする歩き方なのですが、これはカメラを手持ちで撮影する時にも効果的な歩き方です。
忍者の忍足のようなイメージです。
膝を曲げ足の裏をピッタリと付けて歩き撮影します。
膝の曲げ伸ばしで起きる上下の振動を入れないようにすることで、縦揺れを防ぐことができます。
ただし、多少は手振れを軽減させることができるのですが、ある意味、手持ちで歩いたり走ったりする大きな動きの中である程度の手振れが入ってしまうことは当然だと言えます。
そこで、役立つの機材が2つあります。
1つは「カメラストラップ」です。
ストラップを首にかけてピンと張った状態で「ジンバル歩き」をして撮影します。
これだけで、ストラップを付けていない状態で撮影するよりも手振れが少ない映像を撮ることができます。
歩かない場合もストラップを付けて撮影すれば、より安定した映像を撮ることができますので、手持ちで動画を撮影する場合は、常にストラップを付けておくことをオススメします。
2つ目は「ジンバル」です。
ジンバルとは、3軸電動ブラシレス・ジンバルと言い、手振れを画期的に補正する機材です。
手振れ補正機能では防ぎきれない歩く時に起きる細かな振動も補正してくれます。
動画撮影初心者でもジンバルを使えば、歩きながらの撮影でも滑らかな映像を撮影する事が出来ます。
詳しくは、こちらの動画で解説していますので、ご覧ください。
まとめ
はい、いかがでしたでしょうか?
この動画では、動画撮影初心者向けに手振れを軽減させる基礎について解説しました。
まずは、基本姿勢で安定した映像を撮れるように練習しましょう。
そして、大きく動くカメラワークを加えた映像表現をしたい場合は、ジンバルを活用することをオススメします。
実際に体験しながら動画撮影の基礎を学べるワークショップを開催していますので興味のある方は、こちらのワークショップのサイトをご覧ください。
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最後までありがとうございます。
それでは、また次回お会いしましょう。
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