【Adobe Premiere Proの使い方】シネマティックタイトルの作り方
こんにちは、宇野です。
この動画では、シネマティックタイトルの作り方を解説します。
シネマティックを訳すと「映画風」とか「映画のような」という意味になります。
ここでは、下から上に徐々に表示されるタイトルを作っていきます。
この動画を観ることで、おしゃれでシックな雰囲気のタイトルが作れるようになり、動画編集の幅が広がりますので、ぜひ最後までご覧ください。
お知らせ
最初に1つだけお知らせがあります。
緊急事態宣言中だった為、しばらく動画撮影のワークショップを開催していませんでしたが、4月24日から再開します。
この動画撮影ワークショップは、動画撮影初心者の方向けの少人数制のワークショップです。
実際に屋外で動画を撮影しながら基礎スキルを学ぶことができ、これまでよりもワンランク上の動画にすることができるようになりますので、SNSに投稿すれば、オシャレだと思われたり注目されたりするようになります。
楽しみながらスキルを学べるだけではなく「動画」で繋がる仲間も見つけることができます。
それでは、シネマティックタイトルの作り方を解説していきます。
【Adobe Premiere Proの使い方】
シネマティックタイトルの作り方
(YouTube)
1:フォントを追加
シネマティックに限らず、動画ではフォント選びも重要な要素の1つです。
まずは、フォントをダウンロードします。
今回は「BEBAS NEUE」というフォントを使います。
これはNetflixに近いフォントと言われています。
「Download」をクリックするとZIPファイルがダウンロードされます。
ダウンロードしたフォントをダブルクリックして解凍します。
次にパソコンのトップ画面でcommandキーとスペースキーを押します。
すると、検索窓が表示されますので「font」と入力します。「font book」が表示されますので開きます。
「+」をクリックして、先ほど解凍したフォルダを選択します。すると、2つのファイルを選択できるので、2つともに選択します。
これでフォントが追加されます。
2:テキストを入力
次にプレミアプロを立ち上げます。
ツールパネルのTのアイコンをクリックして、プログラムモニターにテキストを入力します。
ここでは仮で「Cinematic title」と入力してみます。
テキストを入力したら選択ツールに切り替えて、タブをエッセンシャルグラフィックスにします。
もしエッセンシャルグラフィックスがワークスペースに表示されていなかったら、メニューバーの「ウィンドウ」の中の「エッセンシャルグラフィックス」をクリックすれば表示されます。
エッセンシャルグラフィックスのテキストから先ほど追加した「BEBAS NEUE」というフォントを選択します。
次にフォントのサイズを調整します。
シネマティックにする為には、大きすぎない方が良いと思いますので、プログラムモニターを見ながら程良いサイズにします。
次にテキストの間隔を調整します。
「VA」の数値を調整すれば、テキストの間隔を調整できます。
プログラムモニターを見ながら程良いテキスト間隔にします。
ここまでできたら「整列と変形」のアイコンをクリックして画面の中央に配置します。
3:マスクを適用
次にタブをエフェクトコントロールにして、テキストクリップを選択します。
不透明度の下にある長方形のアイコンをクリックします。
すると、プログラムモニターに青い枠が表示されます。
全てのテキストが表示されるように頂点部分をドラッグして広げます。
この時にshiftキーを押しながらドラッグすると、綺麗に広げることができます。
次にエフェクトコントロールの横にあるタイムラインの編集ラインを左端に移動します。
「マスクパス」の左にあるストップウォッチのアイコンをクリックしてキーフレームを打ちます。
マスクを選択すると、プログラムモニターに青い枠が表示されますので、下へドラッグして「Cinematic title」というテキストがギリギリ見えなくなる位置にします。
今度は、エフェクトコントロールの横にあるタイムラインの編集ラインを先頭から2秒後くらいに移動させます。
プログラムモニターの青い枠を上にドラッグして「Cinematic title」というテキストが表示される位置にします。すると、キーフレームが打たれます。
これで一度、プログラムモニターを再生させて確認します。
すると、下から徐々に表示されるタイトルになっています。
表示スピードを変えたい場合は、右側のキーフレームをドラッグして位置を変えます。
左に移動させれば表示スピードが速くなります。
右の移動させれば表示スピードが遅くなります。
4:ズームを適用
ここまでで完成でも良いのですが、少しだけズームを適用させます。
テキストクリップを選択してエフェクトコントロールの横にあるタイムラインの編集ラインを左端に移動します。
「スケール」の左のストップウォッチのアイコンをクリックしてキーフレームを打ちます。
そして、エフェクトコントロールの横にあるタイムラインの編集ラインを右端に移動します。
「スケール」の数値を「125」にします。すると、キーフレームが打たれます。
これで一度、プログラムモニターを再生させて確認すると、下から徐々に微妙にズームされながら表示されるタイトルになっています。
後は、これに合ったBGMを入れて完成です。
まとめ
はい、いかがでしたでしょうか?
この動画では、シネマティックタイトルの作り方を解説しました。
意外と簡単にできますので、ぜひ活用してみてください。
今後も動画編集や動画撮影など動画制作に関する情報をシェアしていきますので、チャンネル登録よろしくお願いします。
また、感想や質問、こんなことを動画にして欲しいというご要望などがありましたらコメント欄にお書きください。
最後までありがとうございます。
それでは、またお会いしましょう。
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