【Adobe Premiere Proの使い方】スピードランプエフェクトの作り方

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こんにちは、宇野です。

この動画では、Adobe Premiere Proでスピードランプエフェクトについて解説します。

スピードランプエフェクトは、通常のスピードからスピードアップしたり、スローモーションにしたりといったスピードの緩急を加えるエフェクトです。

国内だけではなく海外でも多くの映像クリエイターが使用しているエフェクトです。

この動画を観ることで、スピードランプエフェクトを自由自在に作れるようになれば、より視聴者さんの目を引く動画が作れるようになりますので、ぜひ最後までご覧ください。

それではやっていきましょう。

Adobe Premiere Proの使い方
スピードランプエフェクトの作り方
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1:注意

編集をする前に1点だけ注意しなければならないことがあります。

それは、動画を撮影する時のフレームレートを上げておくことです。

プレミアプロで24fpsのシーケンスで編集をする場合、編集するクリップが24fpsだとスローにしたらフレームが足りないのでカクついてしまいます。

スピードの緩急を作り滑らかなスローモーションにするためにも撮影のフレームレートは60fps以上にすることをおすすめします。

2:スピードランプの作り方

まず、スピードの緩急をつけたいクリップをシーケンスに配置します。

今回は、V1トラックにクリップを配置しているので、V1トラックとV2トラックの境界線にカーソルを合わせ、上にドラッグします。

すると、V1トラックの幅が広がります。

次にクリップのFXと書かれているところを右クリックします。

「タイムリマップ」と表示されますので「速度」をクリックします。

クリップに表示されるバーを下へドラッグすることでスローモーションができ、上にドラッグすることでスピードアップができます。

このバーを使ってスピードの緩急を作っていきます。

まずは、スピードを切り替えたい場所を決め編集ラインを合わせます。

そして、キーボードのPを押すか、ペンツールを選択し編集ラインのある位置のバーの部分をクリックします。

すると、キーフレームが打たれます。

次にスピードを切り替えたい場所を決め編集ラインを合わせます。

そして、編集ラインのある位置のバーの部分をクリックします。すると、キーフレームが打たれます。

また、スピードを切り替えたい場所を決め編集ラインを合わせます。

そして、編集ラインのある位置のバーの部分をクリックしキーフレームを打ちます。

キーボードのV、もしくは選択ツールに戻して、バーをドラッグして速度を調整します。

クリップの最初から次のキーフレームを打った所までは、スピードを上げたいので上にドラッグして500%にします。これで、スピードが5倍速になりました。

次のキーフレーム間のスピードを変更します。

このクリップは60fpsで撮影しているクリップですので最大40%まで落とせますが、ここでは50%にします。これで、5倍速から50%のスローモーションになりました。

しかし、これでは急にスローモーションになってしまっているので、もう少し滑らかにスピードが切り替わるようにしていきます。キーフレームを打った場所から徐々に速度を落とし50%の速度にしていきます。

キーフレームをドラッグします。これで徐々に速度を落とせました。

確認すると、スピードが切り替わっていますが、もう少し滑らかにしたいので、スピードが変化する所にあるマークをドラッグしてより滑らかな変化にします。

微妙な変化ですが、この細かい部分のこだわりが動画編集では大切になってきます。




次のキーフレーム間のスピードを変更します。

スピードを500%にしていきます。

ここも徐々に速度が上がるようにキーフレームをドラッグしマークもドラッグしてより滑らかな変化にします。

次のキーフレーム間のスピードは、もっと速度を上げたいので800%にします。

徐々に速度が上がるようにキーフレームをドラッグしこのマークもドラッグしてより滑らかな変化にします。

これでスピードランプは完成ですが、このままだと音楽が切り替わるタイミングが映像と合っていないので、速度を微調整します。

次のクリップをシーケンスに配置します。

このままだと違和感があるので、このクリップもスピードを調整します。

クリップのFXと書かれているところを右クリックします。

「タイムリマップ」と表示されますので、速度をクリックします。

shiftキーを押しながら右カーソルを2回押して先頭から10フレーム先にキーフレームを打ちます。

ここの速度を先ほどのクリップの速度に合わせます。

そして、滑らかに通常のスピードに戻るようにキーフレームをドラッグしマークもドラッグしてより滑らかな変化にします。

後は、スピードが変化する場所に適した効果音を入れます。

これで確認して完成です。

まとめ

はい、いかがでしたでしょうか?

この動画では、Adobe Premiere Proでスピードランプエフェクトについて解説しました。

スピードランプエフェクトは、映像に緩急を出すことができて視聴者の方を飽きさせないエフェクトですので、V-logなどに活用してみてください。

今後も動画編集や動画撮影など動画制作に関する情報をシェアしていきますので、チャンネル登録よろしくお願いします。

また、感想や質問、こんなことを動画にして欲しいというご要望などがありましたらコメント欄にお書きください。

最後までありがとうございます。

それでは、またお会いしましょう。



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