【動画編集初心者向け】動画編集の学び方
どうも、宇野です。
これまで数年間で僕のところに届いた質問の中で最も多いのが「動画編集はスクールで学ぶ方が良いのか?それとも独学でやるべきなのか?」というモノです。
今日の動画では、この質問に対して僕がどのように考え返答しているのかをシェアしていきます。
このYouTubeチャンネルでは動画編集や動画撮影など動画制作についての情報をお届けしています。
参考になったと思っていただけたらチャンネル登録していただけると嬉しく思います。
また、動画撮影の体験型ワークショップを開催していますので、下記のリンクからページをご覧ください。
それでは、動画編集はどのように学ぶべきなのか…僕なりの考えでお答えしていきます。
【動画編集初心者向け】動画編集の学び方
(YouTube)
1:動画編集ソフトはエクセルやワードと同じ
手っ取り早く結論からお伝えします。
動画編集ソフトを使えるようになりたいだけであれば、独学で学習すべき!だと思っています。
今は多くの映像クリエイターや動画編集者という肩書きの方が動画編集のスクールをやっています。
価格は5,6万円位~50万以上するスクールがあります。
Premiere Pro、Final Cut、ダヴィンチなど、色々な動画編集ソフトがありますが、結局、エクセルやワードと同じでパソコンのソフトな訳です。
エクセルやワードをガッツリ仕事で使うという方でも参考書を買って学習する程度で、スクールに入って学ぶ方はほとんどいないと思います。
動画編集ソフトも参考書を買って学習する程度で使えるようになります。
しかも、僕のYouTubeチャンネルのように動画編集を解説している動画が溢れるくらいYouTubeにあります。
参考書やYouTubeを見て独学で学習すれば、確実に動画編集ソフトを使えるようになります。
実際に動画編集をやったことがない方は、動画編集ソフトを操作するのは難しいと勘違いしてしまっています。
僕自身、30歳まではエクセルで数字入力を右手人差し指でしかできなかった上にワードで文章を作るよりも手書きの方が早かったくらいのパソコン音痴でした。
今でもエクセルやワードは基本的なことしかできません。
そんな僕でも独学でPremiere Proを扱えるようになりました。
ですので、動画編集ソフトの操作は思っている以上にハードルが低いモノだと言えます。
「動画編集を副業でやっていきたい!」という方も一応、独学でできるようになります。
動画編集を副業にすると、基本的に依頼者から動画素材とどのように編集して欲しいかという指示書を渡されます。
編集者の考えやオリジナリティーは必要なく、その指示書通り編集するだけですので動画編集ソフトを操作できさえすれば問題ありません。
ただし、依頼者の指示通りの編集をするだけの仕事は作業量が多く低い単価になるので「動画編集は副業に最適だと言っていたのに全然稼げない!」ということになります。
2:独学の限界
動画編集ソフトを使えるようになってYouTubeをやったり、副業で安い仕事を受けるのであれば独学で事足りるのですが「動画編集で高単価の仕事をやりたい」とか「動画制作を本業にしていきたい」という方は独学では厳しいと思います。
動画編集で高単価の仕事を受けるには「自ら考え形にすること」が求められます。
「とにかく安く編集をしてもらいたい」と思っている人や企業は、クラウドワークスやランサーズに動画編集の仕事を掲載します。
指示通りに編集をやってくれさえすれば良いので、動画編集ソフトを使えるだけで大丈夫です。
一方「高いクオリティーで目的に対して効果的な動画を作って欲しい」と思っている人や企業はクラウドワークスやランサーズを使わずに、自分でネット検索をしてWebサイトやYouTubeで、細かい指示がなくても「自ら考え形にすること」ができると思える人に仕事を依頼します。
動画編集ソフトを使えるだけではなく「自ら考え形にすること」ができるクリエイターでなければ仕事を受けることができません。
自ら考え形にできるようになるには独学では厳しいと思っています。
そこでスクールという選択が出てきます。
しかし、残念ながら世の中に出回っているスクールのほとんどが「動画編集ソフトの操作を教えるスクール」なのが現状です。
僕自身がスクールに入った訳ではないので「LP」を読んだり「○○というスクールに入った」という方から聞いた情報だけなのですが、、、
本当に大切なことを教えてもらえないケースが多いようです。
3:スクールの選び方
今は多くの映像クリエイターや動画編集者という肩書きの人がスクールを運営しています。
たくさんありすぎて、どのスクールに入るべきなのか迷ってしまうと思いますので、僕なりのスクール選びのポイントをご紹介します。
1:ソフトの操作以外を学べること
まず1つ目のポイントは「動画編集ソフトの操作以外のことが学べるのか」ということです。
「動画編集ソフトの操作以外のことが学べるのか」をネット上の申し込みページ(ランディングページ)をしっかり読み確認することが大切です。
大体のスクールは、申し込みをするランディングページにカリキュラムが掲載されています。
もしカリキュラムが掲載されていないようだったら、その時点でそこのスクールをネット上で申し込むのはやめておいた方が良いです。
ソフトの操作以外で「動画についての基礎知識」は最低限必要です。
また、「企画」や「撮影」についての知識も多少で良いので教えてもらえるスクールを選ぶべきだと思います。
なぜなら「企画」や「撮影」を理解しないで「編集」するのは、動画の意図が分からず、ただ編集するようなことですので「動画編集ソフトを操作できるだけ」になってしまいます。
ネット上で申し込む場合はカリキュラムに「動画についての基礎知識」「企画や撮影の基礎」があるスクールを選ぶことです。
2:稼ぎ方を教えるには要注意
2つ目のポイントは、稼げる系です。
カリキュラムを読むと「副業で稼ぐ方法」と掲載されている場合があります。
この「副業で稼ぐ方法」と聞くと、まるでもう稼げたかのように思ってしまうのですが、これは注意しなければなりません。
あまり言うとスクールをやっている人からクレームが届きそうですが…
「副業で稼ぐ方法」と掲載しているスクールの多くは「クラウドワークスやランサーズに登録して仕事を獲得する」ということです。
もしくは「YouTuberに営業メールをする」といった方法です。
こんなことは、お金を投資して学ぶべきことではありません。
そもそも今は動画編集を副業にし始めている方が多いので、クラウドワークスやランサーズの単価が高い案件は数十人、数百人と奪い合うことになります。
安い案件でも、そう簡単には獲得することができなくなってきています。
YouTuberにメールを送るのも同じです。
登録者数が多いYouTuberの多くは、既に専属で動画編集をやる人がいます。
よっぽどのことがない限り、その人を切り捨てて新しい人に乗り換えようとは考えません。
数年前までは、効果的な方法でしたが、今はもう時代遅れだと言えます。
ですので「副業で稼ぐ方法」には注意が必要です。
「副業で稼ぐ方法」と掲載されていて、それでも気になったら「クラウドワークスやランサーズで稼ぐ方法ですか?」と問い合わせして聞いてみるのもアリだと思います。
「稼げる系」の言葉があったら飛びつくのではなく、より慎重にすべきだと思います。
3:直感と相性
3つ目のポイントは直感です。
これは少し難しいのですが、人には相性があると思っています。
凄く知名度があって多くの人たちに好かれているけど、何となく自分は苦手…と感じる場合があったり、その反対があったりすることがあると思います。
教える側と教わる側という関係性の場合は特に相性は大切になってくると思っています。
ですので、そのスクールの講師の動画や写真、文章を見て、直感で何だか自分とは相性が悪そうだと感じたら、きっと何か問題が発生するのでやめた方が良いと思います。
4:サポート
4つ目のポイントはサポートです。
スキルを学ぶスクールなのでサポートは必ず必要です。
サポートがない場合は、その時点で候補から外すべきです。
大切なのは、どんなサポートがあるかです。
メールサポートやLINEサポートは最低条件です。
また、添削のサポートなどもあったほうが良いでしょう。
添削をしてもらうことで、フィードバックしてもらえるので、気づくことが多く上達のスピードが速くなります。
それと見落としがちなのが、スクールが終了してからのサポートです。
スクールの期限が過ぎたら何もないのか、それとも何かしらのサポートがあるのかも大切な判断基準になります。
5:期間
5つ目のポイントは期間です。
スクールでしっかりと0から動画編集スキルを身につける場合は、オンラインであれば3ヶ月間は必要だと思います。
一日中学習できる人であれば、1ヶ月かからずにカリキュラムは修了するかもしれませんが、働きながら学んでいる人のことを考えると3ヶ月くらいを目安にスクールを企画するのが一般的です。
1ヶ月で終える人や3ヶ月かかる人、両方のパターンをしっかり考えているようなスクールをおすすめします。
6:価格
ここまでにお伝えしてきたポイントを全て押さえているスクールは、それなりの価格になります。
スクールでしっかりと0から動画編集スキルを身につける場合は、15万~30万を目安にすると良いと思います。
この3ヶ月間で15万~30万というのはあくまでも目安です。
15万円以下でも良いスクールがあると思いますし、30万円以上するのに動画編集ソフトの操作方法しか身につけることができないスクールもあります。
ただ、実際にスクールを運営するのは大変なことで思っている以上に準備が必要な上に経費がかかりサポートで手一杯になります。
このことを知っておけば極端に安くするのは厳しいと分かると思いますので、あまりにも安い場合は注意したほうが良いです。
一方で30万円を超える場合もそれだけの価値があるのかを慎重に検討すべきだと思います。
スクールに申し込む前に…
スクールを検討している方は、申し込む前にできるだけ直接かリモートでスクールの講師と話をすることをおすすめします。
体験やセミナーがあれば、まずはそれに参加すべきだと思います。
今は、クチコミも偽造できますし、実績だって偽造できます。
それが真実なのかどうかを判断するのは今は簡単ではありません。
しかし、実際に話をすることで何かを感じ取れるはずですので、慎重になって良い部分だと思います。
まとめ
はい、いかがでしたでしょうか?
この動画では、動画編集はどのように学ぶべきなのか…僕なりの考えをお話ししました。
まとめると…
- YouTubeを始めることが目的であったり、動画編集を副業にする場合も独学で事足りる
- ただし、高単価の副業は動画編集ソフトを使えるだけでは厳しい
- 高単価の仕事や映像制作を本業にしたいという場合はスクールがおすすめ
スクールを選ぶ際のポイントは、
- ソフトの操作以外も学べること
- 稼ぎ方を教えるには注意
- 講師との相性が大切
- サポートの内容を確認
- 期間は3ヶ月を目安にする
- 安すぎる場合は慎重に高すぎても慎重に
- できれば実際に講師に会ったり、体験したりする
これらをポイントにして選ぶと良いと思います。
それと…
ありがたいことに、僕に動画編集を教えて欲しいという声があるのですが、動画編集のスクールは現在やっておりません。
動画編集だけではなく、動画制作をマンツーマンで教える講座はやっているのですが、これは体験型のワークショップに参加して僕のことを信用してくれた方だけに案内しています。
もし興味のある方は、下記のリンクから体験型動画撮影ワークショップのページをご覧いただきワークショップにご参加ください。
このYouTubeチャンネルでは動画編集や動画撮影など動画制作についての情報をお届けしています。
参考になったと思っていただけたらチャンネル登録していただけると嬉しく思います。
最後までありがとうございます。
それでは、また次回!
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